所得補償保険について
不慮の病気やケガ等によってローンの返済が困難になった場合に、その期間は毎月の返済を支援するものとしては「債務返済支援保険付き住宅ローン」がありますが、この商品についてはそもそも公的融資にはありませんし、取り扱っていない金融機関も多いです。
「所得補償保険」というのは、それを補う保険として、損害保険会社で取り扱っています。
「所得補償保険」 は病気やケガなどによって働けなくなった場合に、その期間、所得が補償され、これは、入院に限らず自宅療養でも補償されます。
また、住宅ローンの支払だけでなく、次のような負担にも対処できます。
■家族の生活費
■子供の教育費
■自身の医療費など
「所得補償保険」の基本契約と特約事項は?
「所得補償保険」には、通常、基本契約の他に、短期契約(1年)と長期契約(5年)の特約期間があり、保険金額は平均月間所得額の範囲内で決めることができ、支払保険料と就業期間で計算されます。
長期契約の場合は、病気・ケガで最長2年間の補償があり※、保険期間中は何度でも同じ病気・ケガでも保険金が支払われます。
※総支払限度日数730日までです。
支払保険料は?
支払保険料は、基本契約の保険金額や死亡・後遺障害保険金額、保険加入者の年齢、職種等で算出されます。
「所得補償保険」の加入の際には医師の診断は必要ですか?
「所得補償保険」の加入の際には「健康状態告知書」を提出しますが、医師の診断は不要です。
ただし、契約に際しての告知事項に違反した場合は、保険金は支払われませんので注意が必要です。 |