つなぎ融資について
つなぎ融資というのは、本来の融資が下りるまで一時的に受ける融資のことです。
これは、貸金受領の代理権を担保に短期融資を受けるもので、返済金は必ず住宅金融支援機構から受ける借入金で決済できますので、借主の負担としては利息と手数料のみとなります。
つなぎ融資はどのような際に必要になるのですか?
マイホームの取得にあたり財形住宅融資を利用する場合には、より公平な取り扱いをする必要から、手続きが複雑で厳しい審査があります。
また、申込依頼も大量なので、申し込んでから資金を受領するまでには、最低でも40日間はかかります。仮に、書類提出のタイミングがずれたりすると、2か月程度かかるケースもあります。
このような場合、住宅が完成したのに業者に支払うお金が用意できないという事態になりますが、このような事態を避け、手続きをスムースに行うためにつなぎ融資が必要になってきます。
ちなみに、民間住宅ローンの場合にはめったに必要になることはありません。
つなぎ融資が必要にならないようにするには?
つなぎ融資は、割高な金利や手数料が生じますので、できれば申込手続きがスムースにいって住宅の引渡日に資金が用意できるのが理想的です。
ですから、財形住宅融資の利用の際には、取扱窓口で確実に融資が受けられる日を確認して、つなぎ融資が必要にならないよう、また、仮に必要になったとしても長期にならないようスムースな手続きをすること大切になります。 |