住宅ローン控除が受けられる要件について
新築住宅や中古住宅を購入したり、マイホームを新築、増改築した場合には、一定の条件を満たすことで、住宅ローン控除の特例が受けられます。
この控除を利用すると、各年分の所得税額から一定額の控除が最長10年間(一定の場合は15年間)受けられます。以下、住宅ローン控除を受けるための要件についてみていきます。
住宅の要件は?
■登記簿上の床面積が50u以上であること。
■増改築の場合には、増改築後の床面積が50u以上であること。また、工事費用が100万円以上で、建築基準法に規定されたの大規模の修繕・模様替えであること。
■中古住宅の場合は、新築されてから20年以内(耐火建築物なら25年以内)であること。
適用者の要件は?
■住宅を取得後6か月の間に入居し、引き続き居住していること。
■その年の所得金額が3,000万円(給与収入だけの人は給与収入金額が約3,336万円)以下の人。
■入居した年の前後2年間(通算5年間)に「居住用財産の買換え特例」や「3,000万円の特別控除の特例」を受けていないこと。
住宅ローンの要件は?
■住宅ローンの残高が5,000万円以下であること。
■自分が住む住宅の新築・増改築や購入のためのものであること。
■返済期間が10年以上のものであること。 |